勝利とは何か
地方の広告代理店に勤める”やすたん”と申します。
普段は、カーディーラーの広告全般に関わる仕事をしております。
日頃の仕事の中で発見した気付きを簡単に書き記す、ブログカテゴリです。良かったらご覧ください。
本日は、私が尊敬する芸人キングコング西野さんのYouTubeからの気付きです。
動画内容を簡単に説明すると
バーガーキングとマクドナルドはライバル関係であり、マクドナルドの一店舗が店を閉じるとのこと。
その際、バーガーキングが相手の傷口に塩を塗るような広告を、看板で出したことについて語っている。
これは、個人的な意見はともかくビジネス上においても良くないことだと言っております。
私もその通りだと思います。
動画内にもありますが、勝利とは相手を打ち負かすことではないと思います。
いかに、相手を味方に出来るか。
敵を打ち負かすことのみに執着し、 その戦いで自分のリソースを失ってしまったら、仮にその戦いで勝てたとしても、それは勝利と呼べるのでしょうか?
おそらくそれは、目先の戦いにおいては勝ったのかもしれないですが、長期的に見れば勝ってはいません。
“リソースを失えば、次の戦いのとき一緒に立ち向かえる仲間がいない”
“相手を打ち負かしたことで、恨みを買い、やり返しにくる”
いいことがまるでないですよね。
その場の優越感や自尊心などにこだわると、長期的な存続が難しくなると感じます。
これは、日々の仕事の中でも感じることがあります。
例えば、競合である同業他社が営業で自分の担当であるクライアント先に来た際、
「〇〇社は全然よくないですよね。金額も高いし、サポートもしない。評判もよくないので、ぜひ当社と契約してください。」
もしこのような発言をしていたとしたら、その営業マンは二流です。
一流の営業だったら、他社がどうとかなんてことは聞かれない限りしません。むしろする必要がありません。
目先の勝利などに価値がないからです。
まずはクライアントに対して、自分が何ができてどこが強みなのかを明確にし、自身の弱みを競合他社へお願いするほうのが、長期的に見ればよっぽど大切です。
顧客への還元も最大化でき、敵を味方にすることもできます。
これは、将来的には自身のリソースとして強みにもなるからです。
勝利とは何か。
働く目的を見失わないようしたいと思えた本日の気付きでした。