自動車業界の販促に携わった広告マンが伝えるウェブで中古車を探すときに気を付けておくべきポイントとは
※2019年7/21に、はてなブログ内で投稿した内容が、予想以上にアクセス数が多かったため、こちらのブログにも転載します。
皆様、こんにちは。
この記事からお読みいただいている方にとっては初めまして。
地方の広告代理店に勤める三十路サラリーマン。やすたんと申します。
タイトルが気になってお越しいただいた皆様方にまずは簡単な自己紹介を。
地方の小さい会社で、広告関係の仕事をしております。
主に、自動車業界の広告販促の支援や、上級ウェブ解析士という資格を活かして、ウェブに関係するアドバイスなどをさせていただいております。
自動車業界の広告支援をして早7年。
様々な中古車販促ツールのお手伝いをしてきました。
と大げさに言ったものの、中古車の販促ツールは大きく分けると5つしかありません。
・チラシ
・中古車雑誌
・DM
・ウェブ
・動画
この5つの媒体の特徴さえ掴んでいれば、お買い得な中古車を探す方法が見えてきます。
今回、「ウェブで中古車を探すときの気を付けておくべきポイントとは」と書かせていただきました。
結論から申し上げます。
とにかく安い中古車を探している方へ。下取り車両・自動車にかかる税金・名義変更・車検
この4つは理解しておきましょう。
さて、ウェブ媒体の気を付けるべき点をご説明します。
今のご時世、スマートフォンが普及した中では、インターネットが一番早く情報をキャッチできることは間違いありません。
情報量も多いので、多くの中古車を見ることが可能です。
ウェブと書かせていただいたものは、主に国内大手中古車サイトの「カーセンサー」と「Goo」がメインとなります。
基本、この2つのサイトに掲載していない中古車店は無いと言っても過言ではない程の大きなウェブサイトです。
中古車の相場を調べるには一番有効なサイトではありますが、気を付けておくべきポイントがあります。
それは、値段で比較し一番安いところへ問い合わせをするユーザーが多いということを、中古車店側も気付いていることです。
車に関心が無い人ほど陥る最大な点として、表示されている金額で車が購入できると思っている方が多いということです。
車には新車・中古車問わず、車両本体価格という価格表示があるのをご存知でしょうか?
その車両の本体にかかる金額という意味です。
実は車は車両本体価格だけでは、その車に乗れません。
名義変更や車検が無ければ車検を付けたり、その車の整備費用が発生することもあります。
上記の費用を業界では、「諸費用」と呼んでおります。
車に関心が無い人ほど安い中古車を見つけ、そのお店へ問い合わせをした後、中古車店へ直接来店することがあると思います。
その時に、中古車店のスタッフに急にその説明をされたとして、どういう反応を自分がするか想像できますでしょうか?
”予算オーバーだから断る”
”そんなこと知らなかったと文句を言う”
自分はしっかり断れると、自信をお持ちの方は大丈夫かもしれません。
しかし、諸費用を通常より多く支払っている人がたくさんいることは事実なのです。
車を購入するまでは長いですが、お店にまで来店すると
「もう面倒だから買っちゃえ」
と思ってしまう人は実は多いです。
さらに中古車店スタッフに、「安全に乗るためには、あれもこれも整備が必要です」と言われ
「整備費用だからしょうがないか」と自分がよく分からないことを言われてしまうと、つい納得してしまう人っていますよね。
冷静に考えてください。
そもそも問い合わせをした車両が、整備されていない状態でユーザーが見れる中古車サイトにアップしている時点で違和感ありませんか?
初めに書かせていただいた文を改めて書きます。
”値段で比較し一番安いところへ問い合わせをするユーザーが多いということを、中古車店側も気付いていることです”
つまり、ウェブの仕組みを理解しているからこそ、最初からとても安い値付けをし、来店したユーザーへ、「諸費用」と呼ばれる費用で多くの金額を請求する方法が生まれたのです。
もちろん必要な諸費用はあります。
その必要な諸費用を払わないと言うことは、ユーザー側に問題があります。
しかし、諸費用として適した金額分以上の予算が発生していることも事実なのです。
まとめです。
「車両本体価格という価格表示では車は購入できないという事実を知った上で、お店へ問い合わせをすること」
このことを理解した上で、適切な諸費用をお店のスタッフさんに直接尋ねてしまうことはとても良いと思います。
さらに、その諸費用が本当に適切なのか気になる方は、違うお店へ行き、そのお店のスタッフさんに聞いてみることも良い方法だと思います。
この記事がお読みいただいた方の”きっかけ”となれば幸いです。
PS.
この記事内容とは全く関係ありませんが、Youtubeで自作漫画や自作ボカロを更新しておりますので、良かったら見てください。